CBT対策

CBT六法の条文の引き方|目次・条文番号ジャンプ・検索・付箋を使いこなす

CBTの法文画面の構成

論文式のCBT画面は、左に問題、右上に法文(六法)、右下に答案の3分割です。法文エリアの中は、左に目次、右に本文という構成になっています。

  • 「入替え」で問題・法文・答案の配置を回せる
  • 境界をドラッグすれば、法文エリアを広げたり狭めたりできる
  • 画面上部の拡大・縮小で表示の大きさを調整できる

紙の六法との違いや検索語の選び方は別の記事に譲り、ここでは実際に手を動かす順番に絞って解説します。

手順1:目次で法令を開く

目次は科目→法令名の順にたどります。法令名が思い出せないときや、目次が長いときは、目次検索で法令名を絞り込めます。

  • 最初に開く法令を間違えると、後の検索がすべて空振りになる
  • 本文に表示されている条文を見て、目的の法令が開いているか確認する習慣をつける

手順2:条文番号で移動する

「第[ ]条の[ ]の[ ]」の欄に番号を入れると、その条文へ移動できます。

  • 民法709条 →「第[709]条」
  • 民法398条の22 →「第[398]条の[22]」

番号が分かっている条文は、検索より番号での移動のほうが確実で速いです。

手順3:表示中の法令の中を検索する

番号が分からないときは、キーワード検索を使います。検索の対象は今表示している法令だけで、ヒットした箇所はハイライトされ、件数が表示されます。

  • 件数が多すぎるときは、語を変えて検索し直す
  • ハイライトを順にたどり、目的の条文で止まる
  • 別の法令を探すときは、手順1に戻って目次から法令を開き直す

手順4:付箋で戻る場所を作る

答案を書きながら何度も見る条文には、行ごとに付箋をつけておきます。

  • 問題を読み終えて、使いそうな条文を確認した時点で付箋をつける
  • 答案作成中は付箋から戻ることで、同じ検索を繰り返さずに済む
  • 付箋の数を増やしすぎると目印にならないので、本当に何度も見る条文に絞る

場面別の流れ

要件を確認しながら書くとき

  1. 目次で法令を開く
  2. 番号で条文へ移動し、要件を確認する
  3. 付箋をつけて、答案欄に戻って書く
  4. 当てはめの途中で迷ったら、付箋から条文に戻る

関連条文を探すとき

  1. 中心になる条文を番号で開く
  2. 前後の条文を本文でスクロールして確認する
  3. 準用先や別の法令の規定は、目次から法令を開き直して番号で移動する

うろ覚えの条文を探すとき

  1. 法令を開いたうえで、特徴的な語でキーワード検索する
  2. 件数を見て、多すぎれば語を変える
  3. 見つけたら番号を確認し、以後は番号で移動する

画面の配置を工夫する

法文を見る時間が長い科目では、境界をドラッグして法文エリアを広げると読みやすくなります。書く段階では答案エリアを広げる、というように、場面に応じて配置を切り替える練習をしておきましょう。

紙の法文との付き合い方

本番では紙の法文も配付されますが、書き込みは禁止です。印をつけたい場合は画面の付箋を使います。前後の条文をまとめて眺めたいときは紙、番号移動や検索で素早く当たりたいときは画面、という使い分けもできます。

よくあるつまずきと対処

検索しても見つからない

まず、表示中の法令が目的の法令かを確認します。次に、検索語が条文の表記どおりか(「取消し」「引渡し」など送り仮名の違い)を見直します。それでも見つからなければ、目次の章立てからたどります。

条文番号を入れても移動しない

枝番号の欄に入れるべき数字を、条の欄に入れていないか確認しましょう。「398条の22」なら、条の欄に398、その次の欄に22です。

法文を見ているうちに答案の位置を見失う

答案欄はCtrl+Home/Ctrl+Endで先頭・末尾に移動できます。書きかけの位置に戻りやすいよう、論点の区切りごとに見出し番号をつけておくと探しやすくなります。

法文エリアが狭くて読みにくい

境界をドラッグして広げるか、拡大・縮小で表示を調整します。読み終えたら答案エリアを広げ直す、という切り替えを手順に組み込んでおきましょう。

練習で確認したいチェックリスト

  • 目次から目的の法令を迷わず開けるか
  • 枝番号のある条文を番号で移動できるか
  • 検索が表示中の法令だけに効くことを意識できているか
  • 付箋をつける・付箋から戻る操作が手に馴染んでいるか
  • 法文エリアと答案エリアの広さを、場面に応じて切り替えられるか
  • 紙の法文と画面の法文を、どの場面でどちらを使うか決めているか

どれも、知っているだけでは本番で手が止まります。過去問を使って実際に条文を引きながら答案を書き、手順を体に覚えさせておきましょう。

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