司法試験CBT操作方法ガイド|画面構成・ショートカットを徹底解説
CBT画面の基本レイアウト
司法試験CBTの論文式の画面は、左に問題、右上に法文(六法)、右下に答案の3分割です。問題・法文・答案の表示を切り替えられるほか、「入替え」ボタンで3つの配置を回せます。境界をドラッグすれば、各エリアの広さも調整できます。
画面上部には、メモ、コピー・切取り・貼付け、拡大・縮小、残り時間、終了のボタンが並びます。どこに何があるかを事前に把握しておくことが、本番でのスムーズな解答に直結します。
なお、予備試験はCBTが論文式のみで、短答式は従来どおりマークシートです。
問題エリアの操作
問題エリアでは、紙の問題冊子に書き込むのと同じような作業を画面上で行えます。
- マーカー:黄・橙・緑・青・赤の5色
- ペン:黒・赤・青の3色
- テキスト:問題文の上に文字を書き込める
- 図形:○・△・×
- ページ送り・拡大縮小
注意点として、問題文はコピーできません。事実関係を答案に引用するときは、自分で入力する必要があります。
論文式の答案欄の操作
答案欄は1行最大30字、1頁23行です。司法試験は必須科目が1問8頁(184行・5,520字)、選択科目が1問4頁です。答案欄の上部には「0/184行 0/5,520文字」の形式で、行数と文字数のカウンタが表示されます。
- 半角で入力した文字は全角に自動変換される
- 禁則処理・インデント設定はない
- 検索・置換が使える
- 元に戻すは最大10回まで
- 1行おきに空けて書くと無効とされる場合がある
使えるショートカットキー
答案欄で使えるショートカットキーは次のとおりです。
- Ctrl+A:全選択
- Ctrl+C:コピー
- Ctrl+X:切り取り
- Ctrl+V:貼り付け
- Ctrl+Z:元に戻す
- Ctrl+Y / Ctrl+Shift+Z:やり直し
- Ctrl+Home / Ctrl+End:先頭・末尾へ移動
普段使っている他のショートカット(例えばブラウザやエディタ独自のもの)は使えない前提で練習しておきましょう。
法文(六法)の操作
法文エリアは、左に目次、右に本文です。
- 目次:科目→法令名の順にたどる。目次検索もできる
- 条文番号で移動:「第[ ]条の[ ]の[ ]」に番号を入れて移動
- キーワード検索:表示中の法令の中を検索し、ヒット箇所のハイライトと件数が表示される
- 付箋:行ごとに付箋をつけられる
紙の法文も配付されますが、書き込みは禁止です。
短答式の操作方法(司法試験)
短答式では、問題の下にある選択肢番号のボタンで解答します。
- 「後で見直す」:迷った問題に印をつける
- 前・次:問題を移動する
- 解答内容一覧:画面右に「問/No/解答/見直し」の一覧が表示され、クリックするとその問題に移動できる
「後で見直す」をつけた問題は解答内容一覧で確認できるので、見直しの順番を決めておくと効率的です。
試験の終了
時間が来ると自動で終了し、答案が回収されます。時間前に提出することはできません。答案は入力ごとに自動でバックアップされ、手動で保存する操作はありません。
本番の入力環境
会場PCはWindows 11 Pro、23インチ以上・1920×1080以上のモニター、JISキーボード、Microsoft IMEです。予測変換は使えませんが、学習機能は使えます。
操作に慣れるための練習方法
まずは法務省が配布しているWindows用の体験版アプリ(R8.4版)で基本操作を確認し、その後はCBT答練(cbt-toren.com)のような練習ツールで、手持ちの過去問を使って繰り返し演習しましょう。CBT答練は、上で紹介した3分割画面・問題への書き込み・30字×23行の答案欄・法文の操作・短答の番号ボタンと解答一覧を、本番に準拠した形で再現しています。
特に論文式のテキスト入力は、手書きとは全く異なる感覚です。タイピングしながら法的思考を展開する訓練を、早めに始めることを推奨します。操作に迷う時間は、そのまま思考時間のロスに直結します。
よくある質問
司法試験CBTの画面構成はどうなっていますか?
論文式は、左に問題、右上に法文(六法)、右下に答案の3分割です。「入替え」で配置を回せ、境界をドラッグして広さを調整できます。画面上部にはメモ、コピー・切取り・貼付け、拡大・縮小、残り時間、終了のボタンがあります。
CBT試験中にショートカットキーは使えますか?
はい。答案欄では Ctrl+A/C/V/X/Y/Z、Ctrl+Shift+Z、Ctrl+Home/End が使えます。それ以外のショートカットは使えない前提で練習しておきましょう。
CBTの操作に慣れるにはどうすればよいですか?
法務省が配布しているWindows用の体験版アプリで基本操作を確認し、その後CBT答練などの練習ツールで手持ちの過去問を使って繰り返し演習することをおすすめします。
法文(六法)は問題を解きながら同時に表示できますか?
はい。論文式の画面は問題・法文・答案の3分割で、同時に表示できます。表示の切替えや「入替え」、境界のドラッグで見やすく調整できます。紙の法文も配付されますが、書き込みは禁止です。