【2026年】司法試験の変更点5つ|CBT化で何が変わったか・2027年受験生の対策
2026年 司法試験の大きな変化
2026年(令和8年)は司法試験制度にとって大きな転換点でした。最大の変化はCBT(Computer Based Testing)方式への移行で、司法試験は短答式・論文式ともCBTで実施されました(論文式 7月15日・16日・18日、短答式 7月19日)。なお予備試験は、CBTは論文式のみで、短答式は従来どおりマークシートです。
主な変更点
1. 試験形式のCBT化
- 短答式:マークシート → 問題の下の選択肢番号ボタンで解答。「後で見直す」と解答内容一覧で見直し
- 論文式:手書き → PCでタイピング
- 画面は左に問題、右上に法文、右下に答案の3分割
2. 法文(六法)が画面に
- 目次、条文番号での移動、表示中の法令内のキーワード検索、付箋が使える
- 紙の法文も配付されるが、書き込みは禁止
3. 会場PCの環境
- Windows 11 Pro、23インチ以上・1920×1080以上のモニター
- JISキーボード、Microsoft IME(予測変換は使えない、学習機能は使える)
4. 答案欄の仕様
- 1行最大30字、1頁23行。必須科目は1問8頁(184行・5,520字)、選択科目は1問4頁
- 禁則処理・インデント設定はなし。1行おきに空けて書くと無効とされる場合がある
5. 試験の終了
- 時間が来ると自動で終了し、答案が回収される。時間前の提出はできない
- 入力ごとに自動バックアップされ、手動保存の操作はない
受験生への影響
プラスの影響
- 答案の修正・挿入が容易に
- 字の読みやすさを気にしなくてよくなった
- 条文番号の入力やキーワード検索で条文を引ける
マイナスの影響
- PC操作に慣れる必要がある
- タイピングが遅い人は不利
- 紙の六法に書き込みをして使っていた人は要適応
2027年に向けて今から始めるべき対策
- PCでの答案作成に慣れる - 普段の学習から答案をPCで書く
- 本番に近い画面での練習 - 法務省の体験版アプリやCBT答練で本番形式の練習
- タイピング力の向上 - 予測変換なしで法律文章を打つ練習
2027年の日程は法務省の発表を確認してください。CBT答練は、手持ちのPDFを読み込んで本番に近い画面で短答式・論文式の練習ができ、無料体験から始められます。